アカガメ大行進

店長、地球が、燃えているんです いやあれは、アカガメたちの 大行進だ

海外へ留学すると初対面でつけられるニックネーム5選

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どうも、アカガメです。

 

 

 

アメリカに留学中です。

今年の3月からなので、はや7ヶ月。海外留学というのも慣れると月日が経つのが早いです。今はアメリカの大学で授業を受けています。アメリカでの生活や留学の詳細はおいおいするとして…

 

 

アカガメ、ニックネームつけられやすい人なんですよね。日本でもそうだけどアメリカだとさらにです。外国人は、僕の名前を正確に発音できないのです

 

 

 

英語式の挨拶は、握手をして、

 

 

 

f:id:akaikamedai:20161011173635j:plain「Hi, I’m Ryosuke」(リョウスケです。よろしく)

 

 

 

すると彼らは、

「Oh, sorry. R…Ri..y」(もう、変な名前ね。り、りぉ…)

「RYOSUKE」(スペルをひとつずつ発音)

「Uh-huh!!  Riosuki」(あー、なるほどね、リオスキィ!

と養分抜いたような名前で発音してきます。

 

 

 

「Ryo」と「ke」という、彼らにとって発音の関門ぞろいの稀有な名前。

それゆえにアメリカ人はニックネームをつけたがるんですね。

 

前置きが長くなりましたが、アメリカ人に初対面でつけられるニックネーム5選(アカガメ調べ)をお送りします。

 

 

 

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留学先でつけられるニックネーム5選 

1.YUGI

僕がアメリカに到着したその日についた名前です。

現在、六人ひと部屋のシェアハウスをしているのですが、部屋に入ってさっきのような自己紹介をすると、

 

 

 

「Ok, you are YUGI, nickname」

(今からお前の名前はユウギだ)

 

 

 

 

 

 

 

え。

 

 

 

 

いやいやいくらなんでも適当だ。

あの湯婆婆でさえ「千」の1文字は千尋に残したのにこんな理不尽なことあるか。

 

 

と思ったけれどもひとのいいアカガメは不満をこぼさず。なんなら不満を述べられるほどの英会話力もなく、僕の名前はそれからYUGIになりました。

 

 

 

彼らが少年時代に親しんでいた「遊戯王カード」から僕の名前はとられたようです。クールジャパンの強さを思い知りました。

 

でも一回で覚えてくれるひとが多いこの名前。確かに「り、りぉ、すきぃ」と呪文のように唱えられるよりは圧倒的によいかな。

 

 

 

 

でもみんな僕の本名知りません。

 

 

 

2.Rio de Janeiro

このニックネームをつけられた時、僕のなかで革命が起きました。アメリカに来て2週間たち、そろそろ発音しづらい名前なんだな、とわかってきた頃の授業でのこと。

 

 

 

僕は自己紹介に、

f:id:akaikamedai:20161011173635j:plainRiosuke is easy to pronunce」(リオスケって呼べば簡単に名前呼べるよ)

 

ってつけくわえると、授業後、

 

 

 

「リオデジャネイロ」

 

 

 

という言葉が僕に向かって聞こえてきます。リオオリンピックの話でもしてるのかな、やっぱりアメリカスポーツ大国だな、と思っていたら、なんと僕を呼んでいたんですね。

  

 

 

確かに呼びやすいです。発音するだけで頭のなかをカーニバルの喧騒が横切る陽気な名前です。

 

 

だけど、まさか僕が一国の都市を背負う運命になるとは

 

 

 

3.ICHIRO 

まあなんとも単純な命名法ですよね。

 

 

『アカガメは日本人だ=イチローは日本人だ=アカガメはイチローだ』

 

 

という生きいそぎの演繹法がアメリカらしい。

 

 

 

 

これは僕の友達がアイスホッケーの試合を観戦した時に、隣のアメリカ人が授けた名だそうです(ちゃんと友達います)。イチローは海の向こうでも大スターです。

 

 

 

4.SAPPORO

パーリーピーポーなアメリカ人は日本=サッポロビールです。アサヒでもキリンでもなく、サッポロなんですね。ちなみに「SAKE(日本酒)」も有名ですが、だいたいのアメリカ人は「サキ」と発音します。

 

 

 

時々開かれるハウスパーティに招待された時の話です。パーティーといっても、ただただビール飲むか、ガレージのようなところで音楽かけて踊っているかなのですが。

 

 

 

そろそろ宴もたけなわかな、と思っていると、酔ったアメリカ人が、

 

 

 

 

「サッポロ」 

 

 

 

 

と僕に向かって喋りかけてきます。

 

もうビールほとんど切れてるし、しかもあれハイネケンだったよなあと言葉の意味を理解しかねていると、

 

 

 

「Hey, Sapporo, cool men」

(おう、サッポロ、いい男だな)

 

 

と言われて、ついに僕は二カ国の都市を背負うことになったのだなと内心誇らしくなりました。

 

 

 

 

 

いい男だな、と言われたのは記憶の改ざんかもしれません。

 

 

5.MARIO

RIO→MARIO

 

 

という、とんちの効いたリオオリンピック閉会式の日本のトーキョーショーは記憶に新しいとは思いますが、しょうもない考え方も世界共通なのだなと痛感しました。

 

 

 

これまた別の授業で、RyoをRioって呼んだほうがわかりやすいよと言うと、

「リオデジャネイロ」

の代わりに、

 

 

「マリオ」

 

 

と僕に向かって語りかけてくる外国人がいます。

ああ、たしかにそれはとんちが効いているね。とは言えずに、

 

 

That's good. Interesting. を元気に放りこんであげました。

 

もしも僕が閉会式の引き継ぎ式でクリエイティブディレクターになっていたら、

誰に助言されることもなくマリオを使おうとしたでしょう。

 

 

まとめ

・外国人のニックネームは適当。

 

だいたいの外国人は初対面でも名前をなんとか発音しようとしてくれますし、ちゃんとした名前で呼んでくれます。

 

 

しかし、日本人が思い描くアメリカンの権化が名前をつけると、ICHIROのようなニックネームになるので注意。

 

 

彼らは、相手の名前を奪って支配しようとするのです。

 

 

  

留学する前に英名を用意しておくのはいいですね。MikeとかSabrinaとか、英名は自由なので。

 

 

 

 

僕はそんなこと考えもしなかったので、YUGIとして生きています。

 

 

 

ひとがいいので。

 

 

 

 

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僕をYUGIと呼んでいるパリピたちとの出会いはこちら。


パリピたちと水球を観にいった話はこちら。