アカガメ大行進

店長、地球が、燃えているんです いやあれは、アカガメたちの 大行進だ

【初めての方に】凡庸なアカガメによる凡庸なプロフィール

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こんにちは、アカガメです。

書いているカメ「アカガメ」について、ちょっとばかし書いていきたいと思います。

 

 

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アカガメ記 

誕生

二十数年前、愛知県の「後ろ脚のほう」渥美半島の海岸で孵化しました。

 

生まれた日にはちょうど台風がきていたそうです。

曇天のもと風が吹き荒び、波は無秩序に踊り狂い、海面には針のような雨が降りそそぎ白く泡立っていて「これが自然の織りなす水墨画か」と産まれたての僕が言ったとか言わなかったとか。

 

 

 

つまり、無事に産まれました。ミドリガメとして産まれました。

 

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子ガメ時代(〜中学校時代)

台風がくる時をのぞけば波のしずかな浜辺で、おだやかな潮騒を耳にしながら育ったので、模範的な、裏返せばどこかオモシロミのない子ガメ時代を過ごしました。友達と甲羅のサイズを競ったりしていました。

 

 

 

思春期に入ると、たいていの子ガメは悩みはじめます。

 

「なぜ自分はミドリガメなのか?」

「自分と同じミドリガメたちのなかで、どのように自分がいることを証明すればいいのだろう」

 

泳ぎを頑張る子ガメや、甲羅を磨いてピカピカにする子ガメや、逆に甲羅を染める子ガメが出てきました。

 

 

でも僕はすべてに受け身だったので、なにを考えることもなく凡庸にミドリガメでした。

 

 

 

青春時代(高校時代)

天パになりました。

 

 

模範的な子ガメだったので、それなりにいい群れ(高校)に入りました。そこで眼にしたのは、本物のアカガメです。甲羅が赤いのです。

 

 

 

どれだけ頑張っても勝てないカメがこの世にいるのでした。どれだけ勉強しても追い越すことのできない天才や、ひとを自然と惹きつけて誰からも愛されるアカガメが。

 

 

世間一般のミドリガメとして産まれた僕はその「色の差」に絶望しました。

 

 

一時は堕落し、それでもミドリガメなりに立ち位置を得ようとしました。そしてミドリガメが努力したら到達できるだろう地点にたどり着いたのを「自分はなんでもできる」と浅はかに解釈し、その全能感を持ったまま、浜渡りすることになりました。

 

人間でいうところの上京です。

 

 

 

大学全共闘時代(大学時代)

神奈川の浜に住み着いたのに「東京住み」と称し、遊泳しながら慶應という"群れ"に所属しはじめたわけですが、なんといろいろなアカガメがいることか。高校時代はほぼ「勉強」という観点からしか見ていなかったのですが、大学になるとさまざまな分野にアカガメがいたことに気づきます。

 

 

モノホンのアカガメになりたかった僕は、「浅はかな全能感」を武器にして、その才能に追いつこうとするわけです。

 

まず、映画を撮るのにはまりました。一眼カメラ買って脚本書いていそいそ編集してました。毎年200本ずつ映画を観ました。それでも学生映画界隈のアカガメたちには勝てませんでした。

 

そして方向性をがらっと変えて、アカガメたちの巣窟のようなエリートゼミに入ろうとし、面接で落ちました。ノンゼミになりました。

 

 

 

所詮ミドリガメなのだと自覚し、全能感は崩れ去ります。

 

もう自分なんてなんとでもなってしまえ、と神奈川の三浦海岸を夢中になって泳ぎ、泳ぎ、泳ぎつづけていると、いつの間にか太平洋を横断し、アメリカ西海岸の浜に上陸していました。

 

 

人間でいうところの留学です。

 

 

 

涅槃(ちょっと前)

すべての係累から解きはなたれた僕は、砂浜でひとり考える時間が増えました。

考える時間が必要でした。

アカガメとはなんだろう。

 

 

 

アカガメたちがすべての面において秀でているわけではないことを知っています。個性むきだしの映画を撮る芸術肌のアカガメが、人前ではまったく喋られない。アイデアはいまいちなアカガメだけど、100人のグループをまとめてしまう。数学も英語もさんざんな成績だったけれども、在学中に司法試験に受かるアカガメ。

 

 

 

そこで僕はアカガメをこう定義づけました。

 

【何かしら自分が秀でているものを見つけて、それを最大限に発揮できるまで努力をつづけることのできるカメ】

 

個々のうちで、すべての能力が等しいなんてことはないです。これをするよりはこちらのほうが得意だな、というものが絶対あるはずです。その「比較の果て」がアカガメだと思いました。

 

「比較の果て」を見つけるのにどれだけかかるか、その果てに見たものにどれだけ自分を賭けられるか。ミドリガメとアカガメの「色の差」はそれだけなのです。

 

 

 

だから僕は「比較の果て」を見つけようと、砂浜からあがり、アスファルトの上をどっしどっしと歩きはじめました。

 

 

路上は不安だらけです。

ちょっとでも気を奮い立たせられるように、甲羅を赤く染めてみました。アカガメもどきの誕生です。

 

 

脱皮するとミドリガメに戻ってしまうアカガメですが、脱皮したら甲羅が赤くなっているのを夢見ずにはいられないのです。

 

 

 

趣味 

カメ関係は狭く深くなのですが、趣味は広く浅くといった感じです。すごく執着するわけではないので。

 

上記のように、映画は観ます。邦画洋画、古い新しいにこだわりません。それに派生して小説をよく読みます。音楽は邦ロックとクラシックを聴いています。13万の一眼を買ってお金がなくなり旅行にいけなかった話はおいおいします。 

 

 

アメリカの大学で授業を履修している関連で、哲学、心理学、建築史、ワインに今はまっています。建築史からみた世界史、美術史というのも面白いですよ。自炊をしていて、夕食はだいたいパスタ食べながらワイングラスを回しています。

 

 

 

 

 

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アカガメ大行進をよろしくお願いします。

  

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