アカガメ大行進

店長、地球が、燃えているんです いやあれは、アカガメたちの 大行進だ

完璧主義はもうやめよう、自分が幸せにならないから。

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完璧主義はもうやめます。自分が幸せになりません。

 

 

僕は昔から完璧主義でした。

一人っ子だった僕は、幼いころから常に遊び相手が自分自身でした。

物語をひとりで夢想しながら遊んでいました。ぬいぐるみやポケモンの指人形をつかって。

 

その物語のなかでは、すべての登場人物が意のままに動きます。

つまり、誰にも介入されない、自分だけの物語をつくることができました。

この経験が、完璧主義が育った背景にあります。

 

 

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ぼくの完璧主義

すべてにおいて完璧をめざす、という人は少ないです。人間だいたい「やってやろう!」とつよく意志する物事にたいして完璧主義が発動します。

 

 

映画監督として有名なスタンリー・キューブリックも、完璧主義です。『シャイニング』という映画のなかで、彼は数十秒にも満たないシーンを、100回以上も撮り直したといいます。

 

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(出典:socialpsychol http://socialpsychol.files.wordpress.com)

 

 

僕は映画監督をしたので、彼のやりたいことはよくわかります。撮影をする前から、頭のなかで誰がどう動くかがすでに決まっているのです。

 

でも僕は、1シーンに100テイクはさすがに重ねられません。なにしろ、人がいいので。撮り直すことで、撮影スケジュールが押してスタッフさんに迷惑をかけてしまいます。また、役者にも負担が大きすぎます。だから自分の撮った映画のなかで、少しでも気にいらないところがあると、途端に気持ちが萎えてしまいます

 

 

 

キューブリックはそれを完遂しています。そこが有名たる映画監督というかなんというか…

 

明らかになったのは、僕が中途半端な完璧主義者ということです。

 

 

異常心理学からみた完璧主義

僕はいま、アメリカの大学の授業で「異常心理学」というものをとっています。

 

その授業で発見した驚きの事実。

 

完璧主義は、精神障害の病前性格のひとつとも言われる一方で、仕事や私生活で高いパフォーマンスを発揮する人もたくさんいる…

 

完璧主義にはいくつかのパターンが存在するが、その多くに共通するのは自分の期待通りにものごとを行わないと、すべてが失敗に終わったように感じるという強迫的な観念である。

これは、うまく機能しているときには高いモチベーションと高いパフォーマンスを発揮する一方で、ちょっとした失敗でも自己否定に陥りやすい。また、仕事や対人関係など本人の努力だけではどうにもならない問題で壁にぶつかりやすい。

実際に、強迫性障害をもつ人のほとんどが完璧主義者であるとも言われている。

 (引用:科学辞典http://kagaku-jiten.com/abnormal-psychology/perfectionism.html)

 

 

そのまま僕にあてはまるじゃないか、と感じました。

 

「自分の期待通りにものごとを行わないと、すべてが失敗に終わったように感じる」ところとか。

 

「ちょっとした失敗でも自己否定に陥りやすい」ところとか。

 

 

完璧を狙いすぎて、パフォーマンスが低下してしまう。なにかを習慣づけようと5日間ほどつづけていたのに、1日できなかったらそのまま辞めてしまうこと、ありませんか?

 

 

それも完璧主義です。

 

大リーグで活躍するイチロー選手も、打席前のルーティーンを欠かさないあたり、完璧主義です。彼は、もう次元が違う。「仕事や私生活で高いパフォーマンスを発揮する」側のひとですね。逆にパフォーマンスが低下してしまう僕にとっては、足かせでしかありません。

 

 

やめようとおもったきっかけ

僕はKindle Unlimitedに登録していたのですが、諸事情によりとりあえずポチッと登録停止を押してしまいました。

 

 

 

Unlimitedの本が読めるのも月末までなので、せっかくだからなにか読もうと。

 

そこで読んだのは、『仕事は楽しいかね?』Kindle Unlimitedの目玉的役割を果たしている、有名な本です。

 

 

仕事をする意義を見出せないあるサラリーマンが、ひとりの老人に会うことで、仕事に対する意識が変わるという自己啓発要素を、物語仕立てにしてあります。『もしドラ』みたいな感じでわかりやすい。言葉がむちゃくちゃ心に刺さります。

 

 

 

物語のなかで、その老人(じつはビジネス界の大物です)はこうサラリーマンに語りかけます。

 

 

「完璧」とは、ダメになる過程の第一段階ってことだ。

 

 

ああ、たしかに。目から甲羅が落ちました。完璧なんてないんです。完璧な瞬間も、完璧な文章も、完璧な絶望もないです。

 

 

永遠に完璧にはたどりつかない。でも完璧を達成した、とひとは誤解してしまいます。

完璧だと思って満足してしまえば、そこで行き詰まり。

 

 

 

だから、僕たちは改善をしつづけていくしかないのです。僕はなぜ完璧を追い求めていたのでしょう。完璧主義をやめよう、と思った直接的原因でした。

 

 

まとめ

・完璧主義は、高いパフォーマンスを発揮させる一方で、物事がうまくいかない場合には、足かせになる。

 

・中途半端な完璧主義は、自分を苦しめるだけ。

 

・完璧なんて存在しない。存在するとしたら、そこが行き詰まり。

 

 

完璧主義をやめようキャンペーン、やりましょう。

 

 

 

 

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意志もよわいんですねそれが。


日記をつけるのもオススメです。