5年日記を書き続けていたら、凡庸な人生が資産になった
2013年10月15日に、何をしていたか覚えていますか?
これに答えられないと、人生半分損しています。自分を一番知っているはずの自分が、数年前に何をやっていたのかを思い出せないのですから。
僕の人生も、何万人の命を救う科学の発見や、とてつもなく大きな会社を経営するようにならなければ誰にも注目されません。Wikipediaに記録してくれる人なんかいないのです。だから、僕は5年連用日記を書きつづけて、自分のつまらない日常を記録しています。
そんな日記も、これで4年目。
日記を書くメリットは、溢れ出るほどあります。逆にデメリットが見当たらない。過去を振り返ることもできます。現在を反省することもできます。未来に向かって目標を立てる道しるべにもなります。
そこで今回は、日記で思い出を蓄積することのメリットについて、熱弁します。
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僕の2013年10月15日
さて、僕の2013年10月15日はどうだったのでしょうか。当時は大学1年生。夢にえがいた大学生活とのへだたりに絶望しているころですね。
さっそく、2013年10月15日のページを見てみます。
『13時起床』
開始3秒で半日終わっていました。気をとりなおして、どんどん見ていきます。
ゲオで「ポケモンY」買う→ポケモンやる→15時半頃諭吉像前へ(慶應の日吉キャンパスです)→16時~緊急総会(飲酒事故)
笑いました。
1年生のときだけ所属していたサークルで飲酒事故がありました。しかも◯研みたいな大したサークルじゃありません。これはちょうど数ヶ月活動停止になった時ですね。いまではもうLINEグループさえ退会してしまったのですが、彼らは元気にしているのでしょうか…
次にいきます。
→帰宅→ポケモン→夜:ごはん+いかの塩辛→『市民ケーン』鑑賞→ポケモン (殿堂入り) →5時就寝
ポケモンで殿堂入りして朝の5時に寝たようです。なんて怠惰な1日なのでしょう。
つまらない1日だけれども
「つまらない1日を記録してどうなるんだよ」と思う人もいるでしょう。僕だって読んでいて悲しくなりました。でもそれでいて、某サークルのことを思い出して、ちょっと懐かしい気持ちになります。
4年間生きていると、身の周りの環境はだいぶ変わります。仲よかった人と疎遠になったり、新しい趣味がふえていたり。この4年間で彼女を5回くらい衣替えした友人だっています。
でも、日記をつけていないと、いつの間にか変わっている。
芝生でパンを食べている時に「あれ、そういえば環境めっちゃ変わったな」と、しみじみしているだけではどう変わっていったかがわかりません。なんかもったいない。
5年日記を書き続けると、過去を辿るのが楽しくなる
蓄積された日記を振り返るのは「アハ体験クイズ」の答え合わせみたいなものです。自分の人生のどこが分岐点だったか、見つけることができます。
ときどき、友達が「1年前の今日、何してたっけ?」と訪ねてくることがあります。僕はそのたび、日記を見返して出来事を教えてあげます。
「そんなこともやったな。あれは面白かったなあ」
こうやって思い出を共有することだってできます。
過去を見えるかたちで蓄積させていくこと。
それがなんだかんだ日記の一番楽しいところであり、利点なのです。
3年後、5年後の自分に向けての資産だと思って、日記をはじめてみてはどうでしょう?
まとめ
意志が弱く物事をなかなか続けられないのが僕という人間です。しかし、日記を書くことに関してはもう4年も続けられています。
他にもメリットがあって、一回では語りきれません。
なので日記については何回かにわけて書いていきます!
日記のメリット【現在編】です。