5年日記をつけて分かった、現在の行動を変える小さなコツ
15時起床。
で1日が始まったらどうしますか?
午後三時。三時というのは、つねになにをしようと思っても遅すぎる、あるいは早すぎる時刻だ。午後の奇妙なひととき。今日は、特に耐え難い。『嘔吐』J.Pサルトル
早すぎる時刻でもないです。絶望しかありません。
日記は、過去を積み重ねることで、自分の資産になります。過去を振り返ってノスタルジックに浸ってもよいし、アイデアを得るのにも役立ちます。
しかし、日記は振り返るものだけではありません。現在の行動だって変えることができます。
今回は、日記をつけていたら15時起床の1日がどう変わるのか、説明します。
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『ABCS判定法』とは?
日記は、自分の書いたものがのちのちまで残ります。人間は見栄張りなイキモノなので、なるべく日記にいいことを書きたいんですよ。この心理を利用します。もちろん嘘は書いちゃダメですよ。
僕は『ABCS判定法』というものを使っています。臨床心理学にありそうなワードですが、いま勝手につけました。
ただ、日記を書きながら毎日を自己評価していくだけです。
今日は朝7時に起きられたからA、授業もマジメに受けたし普通の1日だったからB、ただゲームやって日が暮れたからC、みたいに。忘れられないくらい特別な日はSをつけます。主観的な評価でかまいません。
これがどのように自分に影響を及ぼすのか、具体例でみていきます。
5年日記をつけていると1日が変わる(ヨコのつながり)
たとえば、5日連続A評価だった次の日。
15時起床。
このままでは自己新記録、6日連続Aにはとどかない!
そしたら、残り少ない時間で、今日がA評価になるように行動します。僕の場合なら多摩川に飛びこみます。一度やりました。Aを通り越してSになりました。
今の例はヨコのつながり(前日とのつながり)でしたが、3年も4年も書き続けていると、タテのつながりにも応用できます。
5年日記をつけていると1日が変わる(タテのつながり)
たとえば12月24日、クリスマスイブ。3年連続S評価だった次の年。
彼女がいない。
このままではケンタッキーを寂しくむさぼってC評価まっしぐらだ!
そしたら12月24日、なんとかSにしようと必死に行動します。
クリスマスイブに多摩川の飛びこみは推奨しません。なので僕なら国外逃亡しますね。ガンジス川でバタフライしにいきます。
ちなみに今年は日本でクリスマスは過ごしません。
間違いなく東京で凍死するからね!
毎日に気をつかうようになる。
このように、書き残すという作業が、自分に行動を促す原動力になります。
僕はダメダメな日はとことんC評価をつけるのですが、やはりCがつづくと悲しくなってきます。だから、早く起きてみたり、イベントに行ってみたりして、書く内容を増やします。見返してみたときにそっちのほうがバリエーション豊かで、オモシロイです。
日記をつけるなら、3年連用日記や、5年連用日記がおすすめです。ヨコだけではなくタテのつながりも見えやすいので、2年前はこんなことしてたのか、という感慨もひとしおです。
ちなみに、僕はこの日記を使っています。
色違いもあるよ。
3年連用日記。
大学生活は4年間で、僕は留学もしようと思っていたので、5年にしましたが、3年のほうがはやく達成感がきますね。キリいいし。
ぜひぜひ、日記をつけはじめてみてください。
こちらは日記のメリット【過去編】です。
不幸を文字に起こしてみるのも、いいですね。