大学生がブログをやると凡庸を突き抜けられる7つの理由
私事ですが、先日書いた「ケイオウずかん」とかいう記事がFacebookとTwitterでバズりまして、心より御礼申し上げます。NewsPicksにも載りました。意見はすべて拝見させていただきました。おもしろかったです(小並感)
「どこの大学でもこんな感じでしょ」との意見が的確でした。
なるほど、やっぱり慶應は凡庸な大学なんだなと思った次第です。
ということは全国各地にピッピが大量発生チュウなのでしょう。
「あーわてらピッピやったわあ」
「これ、あたしのことだ!」
とかなんとか言って4タイプしかない血液型占いとおなじような反応をしているそこの君。凡庸を乗り越えるにはどうすればいいのか。就活の自己PRネタ、なにを主張すればいいのか。
もう迷ったらこれです、ブログを書きましょう。僕も書きはじめたばっかりなのですが、やってよかったことしか見当たらない。
嘘つきました。英語の授業が耳に入ってこなくなりましたがこれは個人差がありそうですね。
今回はブログをはじめてよかったと思うところ、ブログをやるべきメリットを僕なりに考えました。今回も7つになりました。
ひとつの選択肢としてご覧ください。誰かの目にひっかかりますように。
- 1. 文章力があがる
- 2. 自分のフィルターを通して情報を考えるクセがつく
- 3. 視野を広げられる
- 4. ちょっとちやほやされる
- 5. Webの全体像をなんとなく理解できる
- 6. Webデザインにつよくなる
- 7. 記事の反応をもらえるのが嬉しい
- 大学生はブログやるべきでしょ。
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1. 文章力があがる
この先なにがあるか分からない人生。あっても困らないのが文章力。
たとえば就活をはじめようとして、インターンや本選考にES を応募するとき、日ごろから文章を書いていないと論理的で読みやすいモノなんて書けるわけがありません。テニサーの大学1年生がいきがって夜のバッティングセンターに行って120kmの球をぜんぶ空振りするのと同じです。
ブログとESは、形式ばっている感じとか、使う語彙の面でちがうとか思うひともいるでしょう。でも、「自分のなかにある何かしらを相手に伝えるもの」という根底は共にしています。
ブログは、相手に見せること前提です。自己満足のためではなく、他人になにかを伝えようとして書くために、文章を読みやすくしようとの意識が自然と習慣づきます。
読みやすい文章の要素は何かというと、主なところでいえば、句読点の位置や接続詞の使い方、ことばの選び方です(実際、まだまだあります)。ESというのは怖いもので、あの400字、1000字を読むだけで、その人の文章力が分かります。内容にオリジナリティがあるならまだしも、それがないなら最大限読みやすい文章にととのえないと、他のひとと差をつけられない。もしくは、差がついてしまう。
そのためにも、日ごろから何かを書きつけるのは重要です。
文章は洗練されていきます。自分の文章のリズムがつかめるようになるし、他のひとの文章も意識して読むようになります。「ES 書き方」で検索するまえにまずは文章の素地をつくるべきではないですかね。
2. 自分のフィルターを通して情報を考えるクセがつく
これも自分のメリットになります。僕なんかは、ただ読んでいるだけだと情報が頭のなかを大行進してそのまま素通りします。新聞の社説も、「ふむふむ」で終わっていました。
しかし、ブログを書くとなると、ものの見方が変わっていきます。いま流行っているものが何なのか考えないと、日記のネタが切れるからです。
既存の情報に、自分の考えや視点を「チョロッ」と付け足せば立派な記事に早がわりするので、必死にトピックを解釈するようになりました。
この頃は電通の過労自殺がスーパーホットだったので、すこし考えました。考えるのが遅かったので記事にするのはやめました。 なんかタイミングよく慶應が揺れていたので、画才ないしポケモンでも貼りつけておくかあってなったのがスマッシュヒット。ジブリ以外のアニメ作品では初の興行収入100億を超えた感じになりました。
時事問題を考えるというのは就活でもディスカッション等に直結するので、どう解釈すればいいのかを身につけておくのは大事です。
そういう点でも、ブログは素晴らしいツールです。
3. 視野を広げられる
これは、他のひとのブログを読むことで鍛えられます。いろんな方がさまざまなジャンルのブログを書いていらっしゃる。それを読むだけでも、大学生の視野の狭さを実感します。
さきの電通の話でも、自身の職業や残業経験をふまえて情報発信をされている方がたくさんいました。 残業100時間なんて常態化しているんだよ、うちの業界もそうなんだよ、という記事はとくに心に響きました。これが社会の実態なのか、と。
とりあえず僕が広告業界にはいったら間違いなく干上がって死にますね。
自分が知りたい情報だけではなくて、読まなかったら知ることもできなかった分野について書いているひとのブログもよく読みます。すると、そこから新しい知識を得たりするわけですね。家計の話とかマイホームの話とか、いまは関係ないけどのちのち自分事になるであろう記事は、読んでいて勉強になります。
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4. ちょっとちやほやされる
これよね、これ。
ブログを始めて3週間のヒヨっ子がなにを言っているのかと思うでしょうが、これは真理。Twitterとブログを連携させているので、反響のある記事だと、何人かの方のリツイートや言及をもらうことができます。
「アカガメさん、アカガメさんっ」
「いやいや僕はヒト科の片隅にもおけないただのカメですし、甲羅も実はミドリ色なんで『アカガメ』と呼び捨ててください」
と自虐にはしりひとり快楽にふけることもしばしば。
だれだよ「凡庸なアカガメ」でYahoo!検索したやつは。
ちなみにリアルのほうのTwitterのアカウント。韓国で髪切って韓流スタイルになったのをいいことに、
「ソウル観光中にトッポギ食べてたらいつのまにか韓国人になっててわろた」
という渾身のツイートを画像付きでしたのですが、7いいねしかつきませんでした。
生後3週間にして48いいねをもらったアカガメに嫉妬しかありません。
5. Webの全体像をなんとなく理解できる
僕も完璧ではありませんが、ブログをはじめてwebに関する本を何冊か読んで理解しました。Web広告の仕組みからSEO、サーバー、ドメイン、著作権、コンテンツマーケティングまで。
ネット全盛を迎えるいま、web知識があることは職業選択の幅を増やすのにも役立ちます。企業に入って、いつネット担当にまわされるかもわかりません(適当)。
Googleアドセンスとかの広告収入に手をだせばちょっとお金も稼げるしね。(お金を稼げるというのはメリットからは外しました。でも、場合によっては稼げるとは言っておきます。)
6. Webデザインにつよくなる
初歩的なプログラミングスキルや、デザインスキルが上がります。
プログラミングスキル
htmlやCSSにつよくなります。
この二つを覚えておけば、それなりのホームページを立ち上げることができるようになります。とはいえ、これらはプログラミングスキルとは言えないかな…
jQuery (Javascript) という、本格的なプログラミング言語も使うので、勉強しようと思えばどこまでも勉強できる分野。こちらもネット時代のいまにはあって損のないスキルです。
ここらへんは一通り勉強しておきたいなあ。
デザインスキル
こちらはアートの部分が入ります。まず、ホームページのデザイン。コンテンツの配置や配色、フォントスタイルやらなにやら自分のブログをカスタマイズしていくことで、ある程度デザインの感性を磨けます。
僕は、ヘッダー画像や、サムネイルの赤い亀が背景にいるよくわからん画像を、Photoshopというデザインソフトで作っています。こちらもいまが隆盛。使い方やデザインセンス、磨いておいて損はないです。
Photoshopなんて、学生割引でむちゃくちゃ安く買えるし…
7. 記事の反応をもらえるのが嬉しい
やはり、ひとに伝えようと記事を書くと、読んでいるひとから反応がもらえます。ありがたいですし、何より書くことを続けていく原動力になります。自然と更新がすすみますね。
最初の一週間は心がポキッとねってなりましたが。1日6PVとかでしたし。それから徐々に2ケタ、100台、バズ、という感じで僕はもうウハウハです。
はてなブログなら読者登録もありますし、「いいね!」みたいな感じでスターつけてもらえますし、初期のころから誰かにみてもらえる感がつよいです。ありがたいですねえ。
大学生はブログやるべきでしょ。
・ブログをするのはリーズナブルな自己投資だ。
・職業選択に幅が出る。ネット全盛にWebを知るのは損じゃない。
・ひとに読んでもらえるとカメでも人間の尊厳を取りもどせる。
恥ずかしながら、はてなブログの存在を知ったのは先月末。それまでブログを始めるには自分でホームページを作らないといけないと思っていました。はてなブログなら、書くの自体は無料ですし、あとから有料に変更してお金を稼ぐことだってできます。
「大学生 やるべきこと」で検索する暇があったらささっとブログ作ってしまいましょう。リターンはかなりでかいと思いますよ。
そして僕ははてなブログのまわし者じゃないんで、安心してください。
強みを見つければ凡庸さから脱皮できるよ。
ケイオウずかんはこちら。
日記もよいツールです。